アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は23日、2020年第2四半期(4〜6月)のマンション賃料インデックスを公表した。
アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報を基に、四半期ごとに調査を実施。
09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化したもの。
指数値の差が「〜-5.00」は大幅低下、「-4.99〜-0.51」は低下、「-0.50〜+0.50」は横ばい、「+0.51〜+4.99」は上昇、「+5.00」が大幅に上昇としている。

当期の全国主要都市のインデックス(総合)は、首都圏では東京23区が114.34(前期比-0.61)と低下。東京都下102.15(同-0.51)、横浜・川崎市104.81(同-0.86)、千葉西部104.40(同-0.80)といずれも低下、埼玉東南部105.24(同-0.38)が横ばいとなった。
地方都市では、札幌市116.61(同+0.91)、仙台市117.63(同-0.83)、名古屋市98.80(同-2.20)、京都市113.95(同+0.05)、大阪市122.19(同-1.07)、大阪広域106.53(同+1.57)、福岡市109.69(同+0.59)。3地域が上昇、3地域が低下、1地域が横ばいとなった。

また、東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18〜30平方メートル未満)が111.43(同-1.33)、コンパクトタイプ(30〜60平方メートル未満)が115.94(同+0.15)、ファミリータイプ(60〜100平方メートル未満)が112.88(同-0.37)だった。