【売買】新築オフィスビルをホテルへコンバージョン、インテグラル・リアルエステート
独立系投資会社であるインテグラルの傘下で不動産投資ファンド事業を手がけるインテグラル・リアルエステート(IRE)は2025年7月、港区にある新築オフィスビルを取得した。
IREはホテルへコンバージョンし、同社が運用する私募ファンド、インテグラル・リアルエステート・ファンド1号(IREF I)に組み入れる。
IREは取得物件の詳細を明らかにしていないが、本誌の調査により東新橋2丁目でラ・アトレ(東京・港)が開発したビルだと判明した。
売り主も同社。
地下鉄汐留駅から徒歩3分、JR新橋駅からは徒歩5分、イタリア街の北端にある。
地上12階地下1階建て、延べ床面積591㎡の規模で、25年5月に竣工したばかり。
低層部にレンガ調のデザイン、高層部にイタリアンレッドのルーバーをあしらった外観が特徴的だ。
IREは空ビルの状態で取得した。
同社によれば、コンバージョン後のホテルの客室数は11室。
各室にキッチンやダイニングスペースを設け、多人数での中長期滞在に対応できる仕様とする。
1階にはチェックインカウンターを兼ねたカフェラウンジ、地下1階には宿泊者専用のフィットネスジムを備える。
オペレーターはmatsuri technologies(マツリテクノロジーズ、東京・新宿)。
同社のブランド、Stand Hotelの第1号店として26年3月に開業を目指す。
IREF Iには渋谷区、新宿区、福岡市博多区のマンションや文京区のオフィスビルなど計12物件を組み入れ済みで、今回が13物件目。
今後も、大都市圏を中心に潜在的な成長性を有する全国主要都市での投資を目指す。
アセットタイプは住宅、オフィス、ホテル、物流施設、商業施設、研究施設など。
今回のようなコンバージョンによるバリューアッド戦略も含め、多様なアプローチで投資機会を探っていく。
【売買の概要】
| 名称 | 東新橋2-3の新築オフィスビル |
|---|---|
| 買い主 | インテグラル・リアルエステート・ファンド1号のSPC |
| 売り主 | ラ・アトレ |
| 所在地 | 港区東新橋2-3(住居表示)、2-5-1(地番) |
| 最寄り駅 | 地下鉄汐留駅徒歩3分 |
| 面積 | 土地76.29㎡、延べ床591.60㎡ |
| 構造 | S・RC造 |
| 階数 | 地上12階地下1階建て |
| 用途 | 事務所、店舗 |
| 用途地域 | 準工業 |
| 容積率 | 400%(法定) |
| 竣工 | 2025年 |
| 取引時期 | 2025年7月(引渡) |
| 取引形態 | 所有権 |
【調査】福岡Aグレードオフィス空室率が8%台へ、JLL
■福岡Aグレードオフィス賃貸市場@2025年第2四半期
▼空室率:8.7%(YoY+3.1ポイント、QoQ+2.8ポイント)
▼賃料:2万1573円(YoY+6.9%、QoQ+1.5%)
▼賃料サイクルのフェーズ:賃料上昇
■福岡Aグレードオフィス売買市場@2025年第2四半期
▼価格:YoY+8.2%、QoQ+2.3% ※賃料上昇を反映
※賃料は坪あたり月額(共益費込み)。第2四半期は4〜6月。
YoYは前年同期比、QoQは前四半期比
【調査】福岡圏物流施設空室率が3.1%に低下、JLL
■福岡圏物流施設賃貸市場@2025年第二四半期
▼空室率:3.1%(YoY-0.3ポイント、QoQ-1.6ポイント)
※需要旺盛でさらに低下
▼賃料:3551円(YoY+3.2%、QoQ+0.2%)
▼賃料サイクルのフェーズ:賃料上昇の加速
■福岡圏物流施設売買市場@2025年第2四半期
価格(専有面積単価)の上昇傾向続く
(投資利回りの横ばいと賃料上昇を反映)
※賃料は坪あたり月額(共益費込み)。第2四半期は4〜6月。
YoYは前年同期比、QoQは前四半期比



