不動産マーケット情報ニュース

【売買】久留米の商業施設を売却、福岡リート

福岡リート投資法人は福岡県久留米市にある商業施設、久留米東櫛原SCを売却する。
価格は27億4000万円。
2023年2月から11月にかけ、持分を3回に分けて譲渡する。
買い主は国内の事業会社だが、詳細は明らかにしていない。
久留米東櫛原SCは、西鉄天神大牟田線櫛原駅から徒歩12分、国道3号の東櫛原交差点角地に立地している。
地上3階建て、延床面積6467㎡の規模で、2007年に竣工した。
スポーツ用品専門店のスポーツデポとゴルフ5が入居している。
鑑定評価上のNOIは1億5769万円で、譲渡価格に対する利回りは5.8%になる。
今回の取引によって、投資法人の運用資産は、取得価格ベースで2038億3900万円になる。

【売買の概要】

【売買】福岡の新築ビルを売却、ビーロット

ビーロットは2022年7月、福岡市博多区博多駅前3丁目にあるオフィスビル、Biz Gate HAKATAを売却した。
買い主は丸信不動産（本社：静岡県磐田市）だ。
取引に際して、りそな銀行が極度額8億5000万円の根抵当権を設定している。
ビルはJR博多駅から徒歩7分の場所にある。
地上11階建て、延べ床面積905㎡の規模だ。
ビーロットが2020年に土地を取得して開発を手がけ、2022年7月に竣工した。
1階は店舗区画となっており、2022年9月時点で不動産会社が入居している。
丸信不動産は、このビルを賃貸資産として中長期的に保有していく。
プロパティマネジメントはビーロットが担当する。

【売買の概要】

【開発】大阪城そばに外資系ホテルを誘致、NTT都市開発

NTT都市開発（本社：千代田区）は2022年10月、大阪城公園の隣接地に建設する大阪・法円坂ホテル計画について、シンガポールを拠点とするカペラホテルグループと運営委託契約を結んだ。
同社のブランド、パティーナホテルズ＆リゾーツの「パティーナ大阪」として2025年春の開業を予定する。
同ブランドでの開業は日本初、世界でも2例目となる。
建設地は北側正面に大阪城天守閣を見据える場所で、南側には難波宮跡公園が広がっている。
建物規模は地上20階地下3階建て、延べ床面積約3万8500㎡。
標準で50㎡以上となる約220の客室、スパ・フィットネスエリア、スカイロビー、レストラン、国際会議や展示会などMICE対応のバンケットホールを備える。
NTT西日本の旧本社ビル跡地の再開発計画の一環で、土地は同社からの借地。
地下鉄谷町四丁目駅からは徒歩8分の距離だ。
二つの公園をつなぐ緑地空間や歩行者空間など、周辺一帯の整備計画も練られrている。
基本設計はNTTファシリティーズ（本社：東京都港区）、実施設計および施工は竹中工務店で、外装デザインを光井純 アンド アソシエーツ 建築設計事務所（本社：東京都港区）、インテリアデザインをストリックランド（本社：東京都港区）が手がける。
工期は2023年1月〜2025年1月を予定する。
なお、カペラホテルグループは2025年夏のオープンをめざし、京都市東山区に「カペラ京都」（92室）の建設を進めている。
こちらの事業主も、NTT都市開発となっている。

【開発の概要】