犯罪が多様化している現在、防犯の抑止効果として挙げられるのが防犯カメラです。
普及率も急速に高まっています。防犯カメラは犯罪を絶対的に制止させる力はありません。
あくまでも犯罪の抑止効果となります。ただし犯罪が起きてしまった場合には初期検査時に役に立ちます。プライバシーが問われる昨今、防犯カメラの管理運用、使用規則、使用方法は事前に取り決めをし、書面にて作成保存しておくことをお勧めします。
防犯カメラの種類には屋外用と屋内用があります。
屋外用は外部侵入に対しての対策で屋内用は入居者のマナー向上にも役立つ一面もあります。ゴミ置場におけるゴミの出し方等がそれにあたります。また設置自体が問題となる場所もあります。トイレ内にはもちろん設置ができません。一般的には防水仕様がほとんどのようですが屋外設置場所には特に注意が必要となります。またダミーの防犯カメラにも屋外・屋内用があります。ダミーと言っても本体自体はあまり変わらないので犯罪に対しての抑止効果はある程度はあると考えられます。よって正式な防犯カメラとダミーのカメラを混合して設置することによって抑止効果は高くなりコストは抑えられます。
設置する場所は現地調査をし「配置図」を基に三次元的に考えて設置場所の検討をする必要があります。設置する際は事前に市区町村に問い合わせをしましょう。
犯罪は多様に進化していますが、防犯カメラの技術はそれ以上に進化しているようです。
防犯カメラの画素は高くなれば価格もそれに比例します。また防犯カメラの形状種類として通常のカメラ式、ドーム式、回転式とあり、他に赤外線照明付き、威嚇サイレン付き、センサー付きとさまざまな用途や場所に合ったものがあります。
またケーブルを引かない無線やワイヤレスタイプもあります。人感センサーとのセットも有効と考えられます。防犯カメラの近くには掲示が必要な「防犯カメラ作動中」や「監視カメラ作動中」というステッカーも抑止力となります。日本語や英語、中国語、韓国語等で表示されたものもありますので使い分けましょう。
購入方法についても最近では、リースやレンタル、買い取り等があります。設置台数、設置箇所を検討し、起きてはならない犯罪に備えて起きましょう。