【売買】福岡でホテルを開発へ、ユナイテッド・アーバン
丸紅系のユナイテッド・アーバン投資法人は7月31日、ホテルの開発用地として、福岡市博多区の土地724㎡を取得する。
価格は23億円。
売り主は国内事業会社だが、詳細は明らかにしていない。
なお、7月25日時点の所有者は長谷工コーポレーションだ。
土地は、福岡市営地下鉄の櫛田神社前駅から徒歩1分の場所にある。
はかた駅前通り、祗園大通り、瓦町横丁に囲まれた三角形の土地で、複合商業施設のキャナルシティ博多の至近に位置している。
ビジネスと観光の両面で、宿泊需要が見込まれるエリアだ。
現在、ENEOSのガソリンスタンドが営業中だが、2024年3月末に建物の無償譲渡を受け、解体する予定。
その後、投資法人が事業主となってホテルを開発する。
大手デベロッパーをプロジェクトマネージャーとして起用し、2026年9月の竣工をめざす。
なお、全国で複数ブランドを展開するホテルオペレーターがテナントとなることが決まっている。
今回の取引によって、投資法人の運用資産は141物件、取得価格ベースの資産規模は6918億3100万円になる。
《売買の概要》
名称 | 博多祗園開発用地 |
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買い主 | ユナイテッド・アーバン投資法人 |
売り主 | 国内事業会社 |
価格 | 23億円 |
所在地 | 福岡市博多区祗園町5-1(旧住居表示)、404ほか(地番) |
最寄り駅 | 地下鉄櫛田神社前駅徒歩1分 |
面積 | 土地724.78㎡ |
用途地域 | 商業 |
容積率 | 500%(法定) |
取引時期 | 2023年7月(契約・引渡) |
取引形態 | 所有権 |
【売買】リッツ・カールトン福岡を取得、グリーンオーク
Bentall GreekOak(ベントール・グリーンオーク)は2023年6月、同月に開業したばかりのザ・リッツ・カールトン福岡を取得した。
売り主は、積水ハウスや西日本鉄道など5社が出資するSPCだ。
ザ・リッツ・カールトン福岡は、2023年3月竣工の大型複合施設である、福岡大名ガーデンシティの高層階にある。
地下鉄天神駅から徒歩3分、明治通り沿いに位置する。
167の客室を有するほか、レストランや宴会場、スパ、プール、ウエディングチャペルなどの施設を備える。
マリオット・インターナショナルの最高級ブランド「ザ・リッツ・。カールトン」としては九州発出店となる。
福岡大名ガーデンシティは、地上24階地下1階建て、延べ床面積8万5683㎡の規模で、ホテルのほかオフィスや店舗、賃貸マンションなどで構成される。
福岡市中心部の再開発プロジェクト、天神ビッグバンの目玉事業として、大名小学校の跡地に開発された。
取引対象は、客室がある19階〜23階のフロアと、低層階の一部の区分所有権。
取引対象面積は2万1427㎡だ。
ビルの土地1万1893㎡は福岡市の所有で、70年間の定期借地となっている。
福岡大名ガーデンシティ
《売買の概要》
名称 | ザ・リッツ・カールトン福岡 |
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買い主 | 合同会社マグノリア(ベントール・グリーンオークのSPC) |
売り主 | 大名プロジェクト特定目的会社(積水ハウスなどのSPC) |
所在地 | 福岡市中央区大名2-6-50(住居表示)、2-165-1ほか(地番) |
最寄り駅 | 地下鉄天神駅徒歩3分 |
全体面積 | 土地1万1893.84㎡(借地)、延べ床8万5683.55㎡、専有7万1083.53㎡ |
取引対象面積 | 専有2万1427.90㎡(区分) |
構造 | S・RC造 |
階数 | 地上24階地下1階 |
用途 | ホテル |
客室数 | 167 |
用途地域 | 商業 |
容積率 | 800%(割増) |
竣工 | 2023年 |
取引時期 | 2023年6月(引渡) |
取引形態 | 信託受益権(受託者:三菱UFJ信託銀行) |
【調査】福岡圏の物流施設空室率が1.2%に低下、JLL
■福岡圏物流施設賃貸市場@2023年第2四半期
▼空室率:1.2%(YoY+1.2ポイント、QoQ-1.0ポイント)
▼賃料:3306円(YoY+2.2%、QoQ±0.0%)
▼プロパティクロック:賃料上昇の加速フェーズ
■福岡圏物流施設投資市場@2023年第2四半期
価格は上昇傾向が続く(利回りの低下と賃料の穏やかな上昇を反映)
※賃料は坪あたり月額(共益費込み)。第2四半期は4月〜6月。YoYは前年同期比、QoQは全四半期比