【売買】福岡のオフィスを開発用に、村上HD
村上ホールディングス(本社:福岡市)は2022年11月、福岡市中央区赤坂1丁目のしんとく建設工業福岡ビルを取得した。
売り主は不動産会社のシステル(本社:大阪市)だ。
ビルは地下鉄赤坂駅から徒歩2分、大正通りの西側を平行に走る赤坂828号沿いに立つ。
地上7階建て、延べ床面積1632㎡の規模で、1980年に竣工した。
土地面積は368㎡で、容積率400%の商業地域に指定されている。
システルは2022年8月、しんとく建設工業(本社:東京都中央区)から取得していた。
村上ホールディングスは、北隣に立つ赤坂市場ビル(コンセントリクス福岡天神ビル)も所有している。
今後、しんとく建設工業福岡ビルを新たなビルに建て替え、赤坂市場ビル別館として運用していく方針だ。
2024年8月ごろの竣工をめざす。

しんとく建設工業福岡ビル(赤坂110に改称)
【売買の概要】
名称 | しんとく建設工業福岡ビル(赤坂110に改称) |
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買い主 | 村上ホールディングス |
売り主 | システル |
所在地 | 福岡市中央区赤坂1-9-9(住居表示)、1-110(地番) |
最寄り駅 | 地下鉄赤坂駅徒歩2分 |
面積 | 土地368.26㎡、延べ床1632.81㎡ |
構造 | SRC造 |
階数 | 地上7階建て |
用途 | 事務所 |
用途地域 | 商業 |
容積率 | 400%(法定) |
竣工 | 1980年 |
取引時期 | 2022年11月(引渡) |
取引形態 | 所有権 |
【売買】東日本橋のオフィスビルを取得、G-サイン
看板制作やサイン工事マッチングシステムの運営などを手がけるG-サイン(本社:福岡市)は2022年8月、中央区東日本橋1丁目のオフィスビル、裕和(ゆうわ)ビルを取得した。
売り主は不動産開発などを手がける新都市企画(本社:京都市)だ。
取引にあたり、福岡銀行と西日本シティ銀行が極度額計16億円の根抵当権を設定した。
ビルは地下鉄東日本橋駅から徒歩4分、地下鉄馬喰横山駅または浜町駅からはそれぞれ徒歩5分の場所にある。
区立日本橋中学校の西隣の街区だ。
地上6階地下1階建て、延べ床面積1954㎡の規模で、1990年に竣工した。
売り主の新都市企画は、2021年3月にビルを取得。
かつてマグネットシートの製造や販売を手がけるマグエックスなどが入居していたが、2021年11月に転出した。
G-サインは、ビルを自社で使用する方針だ。
2023年1月時点で、改修工事を進めている。

裕和ビル
【売買の概要】
名称 | 裕和ビル |
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買い主 | G-サイン |
売り主 | 新都市企画 |
所在地 | 中央区東日本橋1-9-13(住居表示)、1-9-3ほか(地番) |
最寄り駅 | 地下鉄東日本橋駅徒歩4分 |
面積 | 土地497.96㎡、延べ床1954.57㎡ |
構造 | RC造 |
階数 | 地上6階地下1階建て |
用途 | 事務所 |
用途地域 | 商業 |
容積率 | 500%(法定) |
竣工 | 1990年 |
取引時期 | 2022年8月(引渡) |
取引形態 | 所有権 |
レンダー | 福岡銀行、西日本シティ銀行 |
根抵当権設定額 | 16億円(極度額) |
※日経不動産メーケット情報より引用