不動産マーケット情報ニュース

【売買】山手通り沿いのマンション用地を確保、積水ハウス

積水ハウスは2023年3月、新宿区西新宿4丁目の土地559㎡を取得した。
売り主は不動産会社の神和技研（本社：中野区）だ。
取得した土地は京王新線初台駅から北に徒歩8分、かつて複数のビルや住宅が立っていた場所だ。
東側が山手通りに接しており、容積率600%の商業地域に指定されている。
積水ハウスはここに地上13階建て、延べ床面積4355㎡のマンションを建設する。
戸数は94で、うち46戸をワンルーム形式とする。
2023年9月に着工し、2025年8月の完成をめざす。
現地では2023年9月までの予定で、既存建物の解体工事が進んでいる。

売買の概要

開発の概要

【売買】築地のオフィスビルを取得、NTT都市開発

NTT都市開発（本社：千代田区）は2023年3月、中央区築地1丁目にあるオフィスビル、新阪和ビルを取得した。
売り主は阪和興業。
価格は約175億円とみられる。
新阪和ビルは地下鉄東銀座駅、築地駅からそれぞれ徒歩3分の場所にある。
平成通り沿いの角で、対角には区立京橋築地小学校がある。
地上10階地下2階建、延べ床面積7464㎡の規模で、1972年の竣工後、数回にわたり増築と取り壊しを繰り返してきた。
以前はザイマックスのグループ会社が使用していたが、2023年6月時点で閉鎖されている。
NTT都市開発は詳細を明らかにしていないが、何らかの建物に建て替える方針だ。
敷地面積は1189㎡で、一帯は容積率600%の商業地域に指定されている。

新阪和ビル

売買の概要

【開発】横浜駅近くにオフィス・店舗ビル、横浜ステーションビル

東日本旅客鉄道（JR東日本）のグループ会社、横浜ステーションビル（本社：横浜市）は、横浜市神奈川区鶴屋町2丁目にオフィスと店舗からなる賃貸ビルを建設する。
2023年10月の着工、2024年11月の完成を見込んでいる。
建設予定地はJR横浜駅の西口から北方向に徒歩2分、鶴屋橋を渡ってすぐの場所にある。
横浜ステーションビルが所有しており、面積は790㎡。
容積率500%の商業地域に指定されている。
2023年6月下旬時点で、時間貸し駐車場が稼働中だ。
周辺には、低層部に飲食店などが入居するビルが立ち並んでいる。
建設するビルは地上10階建て、延べ床面積4176㎡の規模とし、1階に店舗、2階〜10階にオフィスを配置する。
完成後は、横浜ステーションビルが中長期的に保有・運用していく方針だ。
同社は、横浜市を中心に展開中の商業施設CIAL（シアル）の管理・運営などを担っている。

開発の概要