減価償却費

減価・・・原価が減ること
償却・・・借金などをすっかり返すこと

二つの言葉が繋がっていても意味・内容はなかなか想像できない・・・
では、「減価償却」とは・・・

時間の経過や使用により価値が減少する固定資産を取得した際に、取得するための支払額をその耐用年数に応じて費用計上していく会計処理のことを指します。
 

法定耐用年数

鉄筋
①事務所・・・50年
②住 宅・・・47年

重量鉄骨(骨格材の肉厚が4mmを超えるもの)
①事務所・・・38年
②住 宅・・・34年

軽量鉄骨(骨格材の肉厚が3mmを超えるもの)
①事務所・・・22年
②住 宅・・・19年

木造
①事務所・・・24年
②住 宅・・・22年
 

中古住宅を購入した時の、建物の耐用年数は?

1.法定耐用年数を過ぎているケース

その固定資産の法定耐用年数の20%

《例》

耐用年数が50年(事務所でRC造)であれば、50年の20%で・・・10年となる。
 

2.法定耐用年数を過ぎていないケース

その固定資産の法定耐用年数-経過年数+(経過年数×20%)

《例》

耐用年数が50年(事務所でRC造)で20年経過していれば、50年-20年=30年、20年×0.2=4年、30年+4年・・・34年となる。
※1年未満の端数が出た場合は切り捨て(3.99だと3年)、2年未満となった場合は2年とする。(1.2だと2年)