【売買】福岡アイランドシティに物流施設、東京建物など

東京建物、東急不動産、西日本新聞社、丸紅の4社は、博多港に面した福岡市東区の人工島、アイランドシティで、マルチテナント型の物流施設を開発する。
2022年7月の着工、2024年1月の竣工をめざす。
開発地は、2022年5月に福岡市から引渡を受けた。
取得価格は118億1897万円だ。
開発地は、アイランドシティの西側に位置し、福岡都市高速道路6号線のアイランドシティインターチェンジ(IC)から約1.4kmの距離にある。
土地面積は3万9306㎡で、容積率300%の準工業地域に指定されている。
開発する物流施設は、地上6階建、延べ床面積14万8213㎡の規模となる予定。
上り専用と下り専用の走路を1階〜4階の各階とメゾネットで利用できる5階〜6階にそれぞれ設ける。
最小区画面積は約1500坪で、太陽光パネルの設置など、環境配慮に向けた取り組みも行う。

売買の概要

名称 アイランドシティ港湾関連用地
買い主 東京建物、東急不動産、西日本新聞社、丸紅
売り主 福岡市
価格 118億1897万4178円
所在地 福岡市東区みなと香椎3-29-11ほか(地番)
最寄りIC 福岡都市高速道路6号線アインランドシティIC 約1.4km
面積 土地3万9306.83㎡
用途地域 準工業
容積率 300%(指定)
取引時期 2022年5月(引渡)
取引形態 所有権

開発の概要

開発名 T-LOGI 福岡アイランドシティ(仮称)
所在地 福岡市東区みなと香椎3-29-11ほか(地番)
最寄りIC 福岡都市高速道路6号線アインランドシティIC 約1.4km
面積 土地3万9306.83㎡
延べ床14万8213.72㎡
構造 未定
階数 地上6階建
用途 物流施設
用途地域 準工業
容積率 300%(指定)
事業主 東京建物、東急不動産、西日本新聞社、丸紅JV
設計者 未定
施工者 未定
工期 2022年7月〜2024年1月

【売買】福岡の賃貸住宅を取得、アドバンス・レジデンス

伊藤忠商事系のアドバンス・レジデンス投資法人は、福岡市博多区にあるベルファース博多東を取得する。
価格は8億4500万円。
売り主は明らかにしていないが、6月27日時点で田原興産(本社:福岡市)が所有している。
引渡は7月6日または売り主と別途合意する日。
取得後、レジディア博多東に名称を変更する予定だ。
ベルファース博多東は、JR博多駅の隣の吉塚駅から徒歩9分、吉塚通りに面した場所に立つ。
周辺はマンションが多く、市立東吉塚小学校に近い。
地上12階建て、延べ床面積2423㎡の規模で、2007年に竣工した。
専有面積35㎡〜36㎡の1LDK、63戸からなる。
2022年5月時点で満室稼働している。
鑑定評価上のNOIは約4223万円で、取得価格に対する利回りは5.0%。
今回の取引によって、投資法人の運用資産は277物件、取得価格ベースの資産規模は4687億8500万円になる。

売買の概要

名称 ベルファース博多東(レジディア博多東に改称)
買い主 アドバンス・レジデンス投資法人
売り主 国内法人
価格 8億4500万円
所在地 福岡市博多区吉塚6-5-21(住居表示)、6-226(地番)
最寄り駅 JR吉塚駅徒歩9分
面積 土地593.35㎡、延べ床2423.39㎡、賃貸可能床2250.57㎡
構造 RC造
階数 地上12階建
用途 住宅
戸数 63
用途地域 商業
容積率 400%(法定)
竣工 2007年
取引時期 2022年6月(契約)、2022年7月または別途合意の日(引渡)

【調査】福岡市中央区大濠が地下上昇幅+3%〜+6%に、国交省


※調査対象は主要都市の高度利用地100地区。第1四半期は1月1日〜4月1日。QoQは前四半期比。

※日経不動産メーケット情報より引用