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【売買】福岡のオフィス2物件を取得、いちごオフィスリート

いちごオフィスリート投資法人は1月27日、福岡市博多区博多駅東のオフィスビル2物件を取得する。
取得総額は62億5000万円。
いずれも売り主はブリッジファンドの合同会社絆1だ。
取得するオフィスビルの一つは、いちご博多駅東ビルで、価格は35億円。
JRもしくは地下鉄の博多駅から徒歩4分の場所にある。
地上8階建て、延べ床面積4888㎡の規模で、1987年に竣工した。
想定NOIは1億5900万円で、取得価格に対する利回りは4.5%。
鑑定評価上のNOIは1億7173万円で、利回りは4.9%になる。
もう一つは福岡建設会館で、27億5000万円で取得する。
地下鉄の東比恵駅から徒歩2分の場所に位置する。
地上9階建て、延べ床面積4361㎡の規模で、竣工は1997年。
想定NOIは1億2700万円で、これに基づく利回りは4.6%。
鑑定NOIは1億3731万円で、利回りは5.0%だ。
これらの物件は合同会社絆1が2022年1月に取得した。
同SPCはいちご地所（本社：千代田区）がアセットマネジメントを手がけ、スポンサーグループのいちごトラストが実質的に99%を出資。
投資法人も約1%を出資するとともに、将来の物件取得に向けた優先交渉権を得ていた。
今回の取引によって、投資法人の運用資産は88物件、取得価格ベースの資産規模は2121億6700万円になる。

【売買の概要】

【売買の概要】

【売買】久留米の賃貸マンションを取得、マーチャント・バンカーズ

マーチャント・バンカーズは3月1日、福岡県久留米市の賃貸マンション、エトランゼ東櫛原14を取得する。
価格は6億円（税込み）だ。
西鉄天神大牟田線の櫛原駅から徒歩14分、JR久留米駅からは徒歩26分の場所に同物件がある。
久留米警察署や久留米広域消防本部に近い。
交通量の多い東櫛原小森野線に面し、地上8階建て、延べ床面積2146㎡、戸数42の規模。
2010年の竣工時から個人が所有している。
徒歩圏には、久留米大学医学部および久留米大学病院があり、教職員や学生から安定的な需要がある。
マーチャント・バンカーズは年間約4100万円の賃料収入と、ネット利回り5.5%程度を見込んでいる。
中長期的に保有し、賃貸運用していく方針だ。
マーチャント・バンカーズは安定的な収益基盤として、賃貸用不動産を長期保有。
現在、7億円台の賃料収入を2023年3月期中に10億円に引き上げることを目標に掲げ、大都市圏の賃貸マンションに積極的に投資している。
今回の取得もその一環。
一方で、保有物件の入れ替えによって、物件の売却益も実現していく方針だ。

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