迅速な更新とタイムリーな情報提供。
警察のサイトで事件の発生情報の確認を。

自然災害対策として防災がある一方、人が起こす犯罪に対しては防犯対策となりますが、単純にそれぞれの対策だけでは昨今は通じなくなってきています。その両方を切り分けすることなく一体として考えて対策していく必要があります。残念なことに被災地において盗難・強盗・強姦などの犯罪が発生しているという現実があります。通常時でない広域災害時下においても防犯対策が非常に重要となります。被災地の情報はどうしても通常より錯綜しがちとなります。
防犯の観点ではハザードマップが非常に有効となり、危険回避の一役となります。予想しにくい犯罪ですが、犯罪情報の取得は可能なのでしょうか。犯罪情報があれば未然に防げてとても有効な情報となります。
都道府県警が情報提供している「犯罪情報マップ」というサイトがあります。このサイトは、身近な犯罪の発生状況を地域に密着した形で地図上に表示することにより、安全で安心して暮らせるまちの実現のための防犯情報として役立てていただくことを目的としています。
その他に各種の「防犯アプリ」もあります。警視庁公認の無料アプリケーションとなっているもので、犯罪発生情報、不審者情報、警察署検索、公開捜査情報、防犯ブザーなどの実用性とスナップショット機能、キャラクター収集機能など娯楽性を兼ね備えたものもあります。「女性や子供に対する声かけ事案」や「身近な犯罪の発生状況」を地図上に表示することにより、安心して暮らせるための防犯情報として役立てていただくことを目的としています。
ここまでの防犯情報はインターネット上のものです。どうしても、迅速な更新やタイムリーな情報提供が求められるためです。しかしそのネット上でも、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺、ネット通販詐欺、偽セキュリティソフト詐欺等のさまざまなネット特有の犯罪もあることを特に注意しておきましょう。

冷蔵庫の上には○○が要る!
排熱を逃して温度を下げる
壁との間にはすき間をつくる

最近の省エネタイプの冷蔵庫の1年間の電気代は約9,500円(401〜450リットル)と10年前と比較すると約37%も省エネになっています。使い方によっては、その省エネ性能を十分に発揮できない場合もあります。
冷蔵庫は庫内の熱を外に出して、冷やしています。そのため冷蔵庫の側面を手で触ると温かいです。庫内の熱は冷蔵庫の側面と上面から排出され、また普通の状態では熱は温度の高い方から低い方に流れます。そのため冷蔵庫から出る熱の温度よりも冷蔵庫周辺の温度が低いと、冷蔵庫からの排熱が邪魔されずにスムーズに出て、冷蔵庫は快適に冷やすことができます。
ところがこの逆の場合、冷蔵庫の周辺温度の方が高い場合は、冷蔵庫からの熱が出にくくなり冷蔵庫は省エネ運転ができにくくなります。冷蔵庫の側面の壁にぴったりついて壁との隙間がない場合などです。冷蔵庫の一番大切な省エネポイントは冷蔵庫からの排熱をうまく逃し、冷蔵庫の周辺を暑くしないことです。
そこで必要となるものが、冷蔵庫の上の「吸気口」です。温かい空気は軽いので上に上がります。冷蔵庫から出る熱も上に上がります。そこに吸気口があれば、排熱は自然に吸気口に吸い込まれ、冷蔵庫の周辺温度は下がります。換気扇でなくても大丈夫です。
新築やリフォームの際に冷蔵庫の上に吸気口をつけるだけで、冷蔵庫は省エネになります。お試しください。