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【売買】物流施設3物件を434億円で取得、プロロジスリート

日本プロロジスリート投資法人は12月15日、兵庫県と福岡県にある物流施設3物件を取得する。
取得総額は434億円。
売り主はいずれもプロロジスの関連会社が出資する特定目的会社だ。
兵庫県猪名川町（いながわちょう）にあるプロロジスパーク猪名川1は、279億年で準共有持分50%を取得する。
物件は新名神高速道路の川西インターチェンジ（IC）から約2kmの場所にある。
地上6階建て、延べ床面積20万6769㎡の規模で、2021年に竣工した。
工具や資材などの販売を手がけるMonotaROに全フロアを賃貸している。
鑑定評価上のNOIは12億2400万円で、取得価格に対する利回りは4.4%になる。
兵庫県にあるもう一つの物件は、神戸市西区のプロロジスパーク神戸3だ。
95億8000万円で取得する。
物件は、山陽自動車道の神戸西ICから約1kmの場所に位置する。
地上4階地下1階建て、延べ床面積3万9445㎡の規模で、竣工は2022年。
鑑定NOIは4億2300万円で、これに基づく利回りは4.4%になる。
福岡県の物件は、小郡市（おごおりし）にあるプロロジスパーク小郡。
大分自動車道の筑後小郡ICから約300mの場所にある。
地上2階建て、延べ床面積2万5719㎡の規模で、2022年に竣工した。
鑑定NOIに基づく利回りは4.5%だ。
今回の取引によって、投資法人の運用資産は、取得価格ベースで8653億8300万円になる。

【売買の概要】

【売買の概要】

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【売買】400億円超で渋谷の店舗など3物件、FPGが取得

FPGは2022年8月から11月にかけて、ハイマンテン渋谷ビルなど3物件を取得した。
価格は合わせて400億円超。
不動産小口化商品として順次、販売を進める。
2022年10月に取得したハイマンテン渋谷ビルはFPGにとって過去最大の物件だ。
地下鉄渋谷駅から徒歩1分、JR渋谷駅からは徒歩5分の場所にある。
文化村通り沿いで、通りを挟んだ向かいはSHIBUYA109だ。
地上8階地下1階建て、延べ床面積3773㎡の規模。
1982年に竣工し、2008年に大規模リニューアルを実施した。
地下1階〜地上4階をアディダスが旗艦店などとして利用。
5階〜8階には飲食店などが複数入居している。
売り主は米国の大手不動産投資会社、Heitman（ハイトマン）がアセットマネジメントを手がけるSPCで、セパレートアカウントで本物件の運用を受託していたとみられる。
FPGはビル名をFPGリンクス渋谷道玄坂に変更し、不動産小口化商品として発売。
1口1000万円で、募集総額は396億6000万円となる。
満室時想定表面利回り（税抜き）は約2.7%だ。
2022年8月には港区南青山5丁目でマニヴィアショップを取得した。
みゆき通りから南西に約300m入った場所にあり、AB棟とC棟からなる。
AB棟は地上2階建て、延べ床面積851㎡の規模で、1999年に竣工した。
売り主は新生信託銀行。
C棟は地上2階地下1階建て、延べ床面積202㎡、2000年竣工だ。
売り主の麻仁（本社：渋谷区）は、不動産会社のマニ・コーポレイションと同一住所で、同社代表者が役員に名を連ねている。
テナントは、DOLCE & GABBANAの旗艦店や、A BATHING APEの直営店であるBAPEXCLUSIVE青山。
FPGはFGPブルーサンクポイントIIに改称した。
3物件目は、いちご不動産サービス福岡（本社：福岡市）から2022年11月に取得した大名247ビルだ。
福岡市中央区大名1丁目にある同物件は、地上7階建て、延べ床面積1527㎡の規模。
2003年に竣工した。
ファッションブランドのSupreme直営店、Supreme Fukuokaが入居している。
新しい物件名はFPGリンクス福岡大名IIIだ。
FPGは近年、不動産ファンド事業を強化。
国内不動産の累積販売額は2022年9月時点で1000億円を突破した。
同時期の累積組成額は、2022年6月に第1号案件の販売を開始した米国不動産への集団投資事業を含めて1538億円。
さらに、上述のFPGリンクス渋谷道玄坂などの販売開始や、米国不動産への集団投資事業に向けたワイキキでの物件取得などで、2022年12月末時点の累計組成額は2146億円に達することが確実となっている。

【売買の概要】

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