【売買】福岡で開発したホテルを取得、ユナイテッド・アーバン

第一生命・丸紅系のユナイテッド・アーバン投資法人は6月30日、福岡市博多区のホテル、バウンシー・バイ・リーガ福岡博多を取得した。
投資法人が2023年に、長谷工コーポレーションから23億円で取得した開発用地に建設したホテル。
建設工事が完了したため、建物を取得した。
建物価格は建築工事費などで22億200万円。
土地価格を含めた総額は45億200万円だ。
バウンシー・バイ・リーガ福岡博多は、福岡市営地下鉄の櫛田神社前駅から徒歩1分の場所にある。
地上11階建て、延べ床面積3706㎡の規模。
26年6月に竣工した。
客室数は117で、サウナと水風呂を備えた大浴場を併設する。
ロイヤルホテルがホテルを運営する。
開業は26年9月の予定だ。
鑑定評価額上のNOIは2億6794万円で、総額に対する利回りは6.0%になる。
今回の取引によって、投資法人の運用資産は146物件、取得価格ベースの資産規模は7158億4300万円になる。


バウンシー・バイ・リーガ福岡博多

【売買の概要】

名称 バウンシー・バイ・リーガ福岡博多
買い主 ユナイテッド・アーバン投資法人
価格 22億200万円(土地を含めた総額は45億200万円)
所在地 福岡市博多区祇園町5-1(住居表示)、404(地番)
最寄り駅 地下鉄櫛田神社前駅徒歩1分
面積 延べ床3706.80㎡、賃貸可能床3706.80㎡
構造 RC造
階数 地上11階建て
用途 ホテル
客室数 117
用途地域 商業
容積率 500%(法定)
竣工 2026年
取引時期 2026年6月(引渡。土地690.66㎡は2023年7月に取得済み)
取引形態 所有権
利回り 6.0%(鑑定NOI/土地・建物総額)

【売買】北九州の銀行ビル、マントミがヒューリックから取得

マントミ・アセット・マネージメント(兵庫県芦屋市)は2026年6月、北九州市小倉北区の北九州富士ビルを取得した。
売り主はヒューリックだ。
JR小倉駅から徒歩6分、北九州モノレール平和通駅から徒歩3分の場所に同ビルがある。
百貨店の井筒屋小倉店に近い。
店舗ビルやオフィスビルなどが立ち並ぶ勝山通り(国道199号)沿いの角地に立ち、地上7階建て、延べ床面積3232㎡の規模。
1975年に竣工した。
元々は富士銀行(現みずほ銀行)が所有していたが、98年に日本橋興業(現ヒューリック)に譲渡した。
2026年7月時点で、みずほ銀行やみずほ証券が支店として利用しており、マントミは賃貸運用していく。
小倉駅周辺は、中心市街地の活性化や企業誘致を目的として、北九州市が進める再開発促進プロジェクト「コクラ・クロサキリビテーション」の対象エリア。
同ビルの敷地は容積率が元の500%から800%に緩和された。
マントミは「将来の再開発を視野には入れているが、計画は未定だ」とコメントしている。
マントミは22年9月にも、ヒューリックから大阪駅前第4ビルのみずほ銀行入居区画を取得した実績がある。
近年は九州エリアをはじめ地方都市での投資を活発化。
福岡市中央区では25年3月に富士ビル赤坂を取得した。
今後も福岡県内での投資を加速する方針だ。


北九州富士ビル

【売買の概要】

名称 北九州富士ビル
買い主 マントミ・アセット・マネージメント
売り主 ヒューリック
所在地 北九州市小倉北区京町1-4-17(住居表示)、1-186-1ほか(地番)
最寄り駅 北九州モノレール平和通駅徒歩3分
面積 土地1311.05㎡、延べ床3232.06㎡
構造 S・RC造
階数 地上7階建て
用途 事務所、店舗
用途地域 商業
容積率 800%(法定)
竣工 1975年
取引時期 2026年6月(引渡)
取引形態 所有権
レンダー 福岡銀行
根抵当権設定額 27億2000万円(極度額)

【戦略】福岡地所、福岡リート運用会社の保有比率を引き上げ

福岡地所は、福岡リート投資法人の資産運用会社である福岡リアルティの株式を追加取得し、保有比率を80%へ引き上げる。
九州電力などが保有する株式25%を取得するもので、実行日は6月30日の予定。
福岡地所はメインスポンサーとして福岡リートへの関与を強めるとみられる。
株式を譲渡するのは九州電力のほか、西部(さいぶ)ガスホールディングス、クラフティア(旧九電工)、JR九州の合わせて4社。
保有比率は九州電力が10%、ほか3社が5%ずつとなっている。
売却価格は明らかにしていない。
福岡リートは、国内初の地域特化型REITとして2005年6月に上場した。
ほか3社が5%ずつとなっている。
売却価格は明らかにしていない。
福岡リートは、国内初の地域特化型REITとして2005年6月に上場した。
福岡を中心に九州地方にある商業施設やオフィスビルなどに投資しており、26年2月末時点の運用資産は37物件、取得価格ベースで2312億円余りだ。
これまでにもスポンサーの参加・撤退がありながらも、福岡地所は一貫して筆頭スポンサーとして関与してきた。
今回のスポンサー異動後、福岡リアルティの株主は9社から5社へと絞られる。
内訳は、福岡地所(保有比率80%)、西日本鉄道(5%)、福岡銀行(5%)、西日本シティ銀行(5%)、日本政策投資銀行(5%)だ。

※日経不動産マーケット情報より引用